知っておけば怖くない!親知らず抜歯のメリットや注意点

親知らずの抜歯に抵抗がある方も多いのではないでしょうか。特に、下に生えている親知らずは、神経と近いから痛い!なんていう噂を聞いたことがある方もいるのでは?

今回は親知らずを抜くべきかどうか迷っている方へ、抜歯のメリットやリスク、注意点などをご紹介します。

親知らずを抜くメリット

虫歯や歯周病、口臭を予防できる

親知らず付近は、歯磨きなどがしづらく雑菌が繁殖しやすいものです。そのため、親知らずを抜歯することで虫歯や口臭予防につながります。

歯並びが改善される

横から歯が圧迫されて、歯並びや噛み合わせに影響が出ている場合もあります。これも、親知らずの抜歯によって改善されるかもしれません。

小顔効果が期待できる

親知らずを抜くと、歯を支えていた顎の骨が痩せて小さくなるため、顎やエラが小さくなり、顔周りがほっそりすることがあります。

他の部分に活用できる可能性も

抜いた親知らずを、虫歯などで抜歯をしてしまった他の部分に活用できる可能性もあります。

親知らずを抜く前後の注意点

抜歯の前日はしっかり睡眠をとっておく

しっかり睡眠をとっておくことで傷の回復が早まります。術後の経過に影響する可能性もありますので、なるべく抜歯の当日は体調を万全の状態にしておいてください。

抜歯後はなるべくうがいをしない

傷を覆う血の塊を、血餅(けっぺい)といいます。強くうがいをしてこれが取れてしまうと、血餅が取れたドライソケットという状態になり、激しい痛みを引き起こす可能性がありますので注意しましょう。

運動・入浴・お酒・タバコは避ける

血流が良くなると、痛みを誘発します。また、タバコに含まれる有害物質が傷の治りを妨げる可能性がありますので、親知らずの抜歯後にはこれらは避けましょう。

親知らずを抜歯する際のリスク

抜歯中・抜歯後に痛みや腫れが出る可能性がある

個人差はありますが、抜歯中や抜歯後に痛みや腫れが出る人が多いのも事実。そのため、なるべく親知らずの抜歯に慣れた病院や歯科医院へ受診することをおすすめします。

また、抜歯後に痛みが出る可能性などを考えると、なるべく連休の初めなどに抜歯をする方が良いでしょう。

ちなみに、抜歯後でも多少の違和感くらいで、ほとんど痛みを感じないという人もいるようです。

抜歯後は食事がしにくい

短くて2~3日、長くて一週間程度は主に流動食を食べることをおすすめします。

また、飲み物などをストローで吸うことも血餅が取れる原因となりますので、飲み物を飲む際はコップを使用しましょう。

費用が若干かかる

親知らずの抜歯には保険が適用されるため、2,000~5,000円程度と高額になることはありませんが、親知らずが歯茎の中に深く埋まっている場合や、神経や血管と接している場合にはCTスキャンによる正確な診断が必要となります。CT検査に保険が適用されれば3,000~4,000円ですが、保険適用外となれば8,000~10,000円と費用がかかる可能性があります。

かなり勇気のいる親知らずの抜歯。しかし、歯医者選びや抜歯前後のケアに気を付ければ問題ありません。親知らずは18歳前後から生えてきており、年齢を重ねるにつれ歯は固くなります。なるべく回復力の早い、若い年齢のうちに抜歯をしてはいかがですか?

もし、親知らずでお困りでしたら勇気を出して、ナチュラルスマイルデンタルクリニックにご相談ください。