セラミックの費用はいくらぐらい?

そもそもセラミックとは

ここでいうセラミックスとは、虫歯治療のための被せ物や詰め物としてよく活用され、審美性に優れた人工の歯のことです。基本的に寿命が長く、平均的に10~15年程になりますが、しっかりメンテンナンスをすれば、20年以上持つことも珍しくありません。
しかし、衝撃に弱い一面があるため、噛み合わせに問題がある場合や、強い歯ぎしりにより、あっさり欠けてしまう場合もあります。
保険が利かない高額な自費治療となってしまうため、費用に関しては多くの人を悩ませていることでしょう。

詰め物の費用はだいたい3~8万円くらい

セラミックスの詰め物を使った治療にかかる費用は安くても3万円、高価な治療で8万円くらいです。3,000~5,000円程で済む保険適用の詰め物と比べると、金銭的にかなり負担がかかるといえるでしょう。
しかしながら、セラミック製の詰め物は、劣化しにくい材質である上に、強力な接着剤で隙間なく固定できるため口腔内の清潔を保ちやすく、虫歯や口臭の予防につながります。また、保険適用の詰め物の寿命が約5年に対して、セラミック製は適切に使用すれば寿命が20年を超えることも珍しくありません。さらに、セラミックの素材は陶器ですので、金属アレルギーの心配がないこともメリットのひとつです。
質を加味すれば、3万以上の出費でもそれほど痛くはないのではないでしょうか。

被せ物になるとさらに高価になります

セラミックスの被せ物の場合、安いもので4万円、それなりに質の良いものを入れようと考えたら、1本あたり10~15万程度にはなるでしょう。
一方、保険適用であれば安く済んで5,000円程度、よほどかかったとしても1万円近くになるのは、かなり稀です。
保険適用の被せ物といえば、まっさきに「銀歯」を思い浮かべるでしょうが、実は「硬質レジン」という色が白いものもあります。ただし、透明感のある白ではなく、変色もしやすいため、審美性においてはセラミックスには到底及ばないでしょう。また、耐久性に難があるため奥歯での使用は不可になりますので、奥歯に保険適用の被せ物をする場合は、どうしても銀歯になってしまいます。寿命は硬質レジンで5年、銀歯で7年程度です。

一方、セラミックスは、腕のよい歯医者が作ったものであれば、見た目だけで天然の歯と区別することがほぼ不可能になります。また、変色がなく汚れも付きにくい材質のため、口腔内の清潔を保つことが容易ですし、詰め物同様に、金属アレルギーの心配はありません。硬質レジンと異なり奥歯での使用も可能です。
被せ物につきましても保険適用のものに比べ、セラミックスの方が質においてはるかに上回っているといえますが、何本も入れるとなると数10万円の費用がかかってしまいますので、医院選びを慎重にすることをお勧めします。

ナチュラルスマイルデンタルクリニックでは、保険診療での治療はもちろん、自費治療の審美歯科も行っており、常に患者様のご希望・ご要望に耳を傾けております。費用面でもご安心していただけるよう、明確な料金体系を取っております。一度ご相談にお越しくださいませ。